バーベキュー道具を効率よく運ぼう!


バーベキュー道具はキャンプを楽しく演出してくれます。テーブルや椅子、テントにタープ、バーベキューグリルに様々な小物類や食器類、そして山や川、海や湖というシチュエーションによって遊び道具も必要となります。でもこれらのバーベキュー道具や荷物はけっこう量も多くてしかも重い!運ぶ時も常にきれいに整備された平坦な道とは限りません。

段差や階段があったり、石ころだらけやデコボコの地道、足も取られる砂場など、むしろそんな所が多いでしょう。バーベキュー道具を自宅から車へ運ぶ時、そしてキャンプ場に着いて車からサイトに運ぶ時、出来る限り効率よく、楽に運べたらいいですね。バーベキュー道具を効率よく運びたい!何度も往復する手間を少しでも減らしたい!そしてより一気に運べたら楽チンです。そんな時に一役買ってくれる頼もしいアイテムを紹介します。

1 バーベキュー道具を運ぶ一押し!

やはり定番はタイヤの付いたキャリーでしょう。収容量も大きく重量物を載せて運ぶことが可能でなおかつ、一人で楽に移動が出来るのでぜひ一台は揃えておきたいアイテムといえます。業務用の台車は大重量に耐えられますがやはり整地されていない野外をたくさんの道具を載せて運ぶには適してません。

デコボコ道でも振動を吸収し、荷物や大切なバーベキュー道具をしっかりホールドしてなおかつ収納も便利なアウトドア用に設計されたキャリーが一押しといえます。各メーカーからも豊富に種類が出てますので自分の用途にあったキャリーを選びましょう。

選ぶポイントは「収容量があるか」「悪路での安定性」「タイヤの大きさ」「取扱いやすさ」「折り畳んだ時のコンパクトさ」だと思います。

キャリー

とにかくタイヤがデカくて幅が広い!タイヤがデカくて幅が広いという事は足場の悪い砂場やデコボコ道もしっかりとグリップしてくれますので安定性は抜群です。容量108L、耐荷重120kg。重いバーベキュー道具、テントや寝袋など、かさばる荷物もガッツリと飲み込んでくれます。

こちらはホロが付いたお洒落なかわいいスタイルです。突然のちょっとした雨なんかでも安心です。夏の日差しの強い日は小さなお子さんを乗せるのにも重宝します。もちろんホロは脱着可能です。前後にドリンクホルダーと小物入れが付いているのでとても便利!もちろん大型タイヤです。このキャリーは足元にストッパーが付いているので安心、安全ですよ。

幅広タイヤではこちらもおススメです。タイヤで気になるのは動かした時に出る「ガラガラ」「ガタガタ」音です。旅行用のスーツケースなんかで経験した事もあるかと思います。実はこのキャリーのタイヤは中央にラバーを施していますので振動や衝撃を吸収して気になる音が出ず静かです。容量135L、耐荷重80kg、10cm径の大型ホイールです。

2 小物運びの達人

一度に大量の道具や荷物を運ぶのではなく、ちょっとした物を運ぶのには小回りのよく利くキャリーカートが重宝します。キャリーカートも重たい道具や荷物を運ぶ基本的なスタイルから、階段や段差でも運べたり、腰かけの椅子になったり、悪路でも難なく走破できるようにタイヤにこだわった物までメーカーによってユニークな機能や特徴を持った物が出てます。バーベキュー道具を効率よく運ぶ時きっと役に立ってくれること間違いなしです!

キャリーカート

キャリーカートの基本スタイルです。荷崩れ防止用のフレームがサイドに付いていますので、ポリタンクやクーラーボックス、ダース単位のペットボトルなども安定して運べます。耐荷重:40kg     

便利な機能、3輪タイヤ。階段や段差で苦労することなし!こちらは40kgまでの荷物に耐えられる。

3輪カートは階段のような段差のある場所への荷物の運搬に威力を発揮してくれます。今まで普通のキャリーやカートでは引っさげて階段を上っていましたが、これなら楽々です。車から階段のある自宅へ重い道具や荷物を運び入れる時、特に威力を発揮してくれます。              

こちらはキャリーカートでありながら椅子としての機能も持ち合わせています。道具や荷物を運ぶ時はキャリーカートとして、キャンプ場では椅子として、ムダのない働きをしてくれます。

こちらは椅子機能を持った最強版といえます。太いフレームにゴツいタイヤの頑丈なスタイルはアウトドアに十分に耐えられる頼もしさを感じます。椅子として使用する時は頭の上に小庇がついて日差しを和らげてくれますし、キャンバスの背もたれは荷物を優しく包んでくれて、座っていても疲れません。タイヤは収納時には簡単に取り外す事ができてスペースを極力取らないように工夫されています。かなりの優れモノです。                                

荷物の運搬楽々!重くても背負える!引ける!背負子 アルミキャリーカート。川や水辺を渡るとき、ゴツゴツの岩場を移動するとき、階段のような段差を上るときなど、キャリーやカートでは厳しいシチュエーションでも背負子アルミキャリーカートならリュックのように肩に掛けて移動できます。個人的にはこれに椅子の機能が付いていたらもう、完璧だと思います。              

電動式のキャリー。重い道具を積んで坂道も楽々です。女性の方にも有り難い存在です。

3 これは運ぶ道具にも使える!

道具は固定観念にとらわれずアイデア次第で使い方や用途も広がると思います。たまたま使ってみたらこれがまた以外にも使える!という発見があるかもしれません。その一つに「コット」があります。「コット」はいわゆるキャンプ用の簡易ベッドで椅子代わりにもなります。つまりこれを「運ぶ道具」に利用しちゃうという事です。1人での運搬は出来ませんが大人2人で担架のようにして持てばたくさんの道具や荷物を運ぶことが出来ます。

キャリアは確かにたくさんの道具や荷物を運ぶことが出来ますが、場所によっては限界があります。たとえば石だらけの河原であったり、太いタイヤも埋もれてしまう砂場であったり、どうしても浅い川を渡る時、この「コット」は非常に役に立ちます。運ぶ役目を終えたらすぐに椅子やベッドとして本来の役目を果たしてくれます。さらに野外でもしもの怪我、病気で人を搬送するときはまさに「担架」としての役目を果たしてくれます。「コット」恐るべし!です。

コット

フレームはスチール製で若干の重さがある分、頑丈で安定です。重量約8.3kg  耐荷重約136kg   

こちらは軽量アルミフレーム。重量5.8kg 耐荷重100kg

4 その他の運ぶ道具たち

バーベキューにドリンクは必需品、でもキャリーで運ぶとなるとせっかくの冷えたドリンクも温くなってしまいます。せめて食材やドリンクは冷えたままで運びたい、そんな時はキャスター付きクーラーボックス。350ml缶で60缶収納可能。折り畳むとペッタンコになり収納スペースを取りません。キャリーはガッシリとした安定感のある本格派で、バッグを外せばキャリーカートして使用できる優れモノです。

道具入れ折り畳みボックス。ハンドルが付いてますがコンテナにもなります。折り畳むとフラットになるので収納スペースを取りません。バーベキューに必要な調味料や小道具、食器や食材の運搬として重宝します。

運ぶ道具としてだけでなく、「棚として使うシェルフ機能」と「荷物運搬のキャリー機能」が一体となったコンテナです。使う楽しさ、観る楽しさ、インテリアとして飾る楽しさ、三拍子が揃ってます。ユニークな形に変形してくれるので使い方もあなたのアイデア次第でいろんな形に変化してくれるでしょう。

5 まとめ

以上、バーベキュー道具を効率よく運んでくれる頼りになるアイテムでした。基本は頑丈で、機能的でなおかつ収納時には出来る限りスペースを取らないアイテムを選りすぐりました。少しでもみなさんの野外ライフの参考になれば嬉しいです。