庭に屋根のあるお洒落なバーベキュー4選!


バーベキューは天候に左右されやすいものです。それは野外やキャンプ場でのみならず、庭でバーベキューをする時もおなじです。設備の整ったキャンプ場でしたら屋根付きのバーベキュースペースがありますので、雨の日はもちろん、急な天気の崩れにも気を使うことなく安心してバーベキューを楽しむことが出来ます。

雨・悪天候に関係なく安心してバーベキューを楽しむためには「屋根」の存在が大きいといえます。でも屋根といっても色々なタイプがあります。ここでは屋根のある庭でバーベキューにスポットを当ててみました。

1 バーベキューができるお洒落な屋根

天気を気にすることなく庭でバーベキューを楽しみたい!そんな願いをかなえてくれる屋根には一体どんなものがあるのでしょうか?バーベキューをする時だけ簡単に組み立てて、終われば撤収できる簡単な「テント」タイプから普段は庭のモニュメントでもある「パーゴラ」を利用する方法、そして本格的なバーベキュー専用の東屋(ガゼボ)、天候にまったく影響を受けないバーベキュー小屋と種類は豊富、シチュエーションによって自分に合った庭にぴったりの屋根がきっとあります。

1-1 屋根のある庭でバーベキュー:簡単展開、撤収出来る!「タープ、天幕」

バーベキューをする時だけ簡単に組み立てて、終われば撤収できる簡単なタイプといえばコレでしょう。庭に限らず、持ち運びができるので野外に、キャンプ場にと利用範囲、行動範囲は一番大きいといえます。また価格も手頃なものがたくさんあります。

●タープの基本形といえばコレです。

●虫除けネットが付いていると助かります。

●サイドシートが2枚付いているので雨風の吹込みを防ぎ、バーベキュースペースも広く確保できます。

●パラソル型のおしゃれなオーニング、折り畳んで収納できるので庭のみならず、アウトドアでも活躍します。

●サイドオーニング。必要な時に展開してバーベキューが終われば壁にコンパクトに収まります。一瞬で庭がオープンカフェのようになります。

●「突っ張り棒タイプなので、ネジで窓枠や壁に取り付けるタイプと異なり、設置工事は必要ありません! 女性でも安心してお使い頂けます。

●紐とフックで適当な場所に固定する。こういう使い方もあります。

1-2 屋根のある庭でバーベキュー:おしゃれな庭のモニュメント、「パーゴラ」

パーゴラは皆さん必ず一度は目にされてると思います。公園や人々がくつろげる空間、そしてお洒落な別荘や住宅の一角に、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ日陰棚(ひかげだな)です。日本では藤棚(ふじだな)が一般的ですが、もともとイタリアでぶどう棚をさした言葉です。それがテラスの上部に組む棚をさす意味となり、植物をはわせることによって日陰をつくり、ティータイムなどを楽しむくつろぎの場となったり、ガーデニングの立体的な景観を楽しむものとなったといわれています。

天気の良い日に庭でバーベキューを楽しむなら、つる性の植物を絡ませたお洒落なパーゴラで十分ですが、雨の日は植物の隙間から雨が滴り落ちてバーベキューどころではなくなりますので、全天候型に対応できる目的でのパーゴラとなるとシェードを付けたり、波板を張ったりする必要があります。

●コレ、自作キット用のパーゴラなんです。ドライバー、スパナ、ゴムハンマーという基本的な工具で組み立てる事が出来ます。シェード付なので、強い日差しやちょっとした雨でも安心です。

●こちらは水でも腐食しない樹脂製の自作キットです。デザインがとてもお洒落です。天気のいい日に庭でバーベキューを楽しむなら景観的にも気分的にもリッチな雰囲気になります。

●施工業者に頼むならこんなパーゴラも可能です。

● キットではなく、資材から全てDIYに挑戦するなら

出典:DIYで作るパーゴラの作り方

●こちらの動画も分かりやすいです。

出典:【DIY】屋根付きのパーゴラを作る【庭】 How to build a Pergola with a roof

1-3 屋根のある庭でバーベキュー:開放感抜群!「東屋」(ガゼボ)

ガゼボ(西洋風あずまや)とは庭園、公園、その他公共の広場などによくみられる眺望、休憩などの目的で設置される簡素な建屋のことです。ほとんどのガゼボは自立した建築物で、屋根があり、柱があるだけで外の空間に開けており、平面から見れば八角形のものが多いです。

ガゼボは人々に雨宿りの場所や日陰を提供することが目的ですが、ベンチなどを設けて休息や展望の場としても機能し、庭園や公園の景観を構成する装飾物にもなっています。キャンプ場でのバーベキュー広場ではこのガゼボを良く見かけます。四方が密閉されておらず、開放感があるので屋根のある庭でバーベキューを考えるならガゼボは最もふさわしいアイテムかと思います。

●六角形で床・壁・屋根ともパネル化されているので、木ネジで組み立ててゆくタイプのキットです。 ぐるりとベンチが付いて、大人10人がゆったり座れます。四方が壁に囲まれていますが、大きな窓が付いていますので開放感も十分に満喫できます。

●アルミ製の頑丈なキットです。組み立ては2~3人で出来ます。

 

●ウッドガゼボ  約366cm×427cm×高さ300cm 柱径約18cmとかなりデカいです。大人数でのバーベキューには十分なスペースが確保できます。

●マレーシア、インドネシア原産の高耐久のウリン材を使ったガゼボです。別名アイアンウッド(鉄の木)と呼ばれ、耐久性、超硬質で腐食に強い木材です。屋外の使用に当たっては最強の天然素材と言えます。バーベキューだけでなく、ティータイムを楽しむにもピッタリです。

1-4 屋根のある庭でバーベキュー:天気に左右されずプライバシーが守れる「小屋」

一言でいえば「ガゼボの進化形」です。ガゼボは風通しや眺望性を重視していますので、屋根と柱だけの構造だけで壁がありません。つまり「スカスカ」状態がガゼボの良い所ですが、強風や吹き降りの雨にも対応できるように「壁」で囲んだ状態が「小屋」といえるでしょう。

庭に小屋があればこれはもう、完全な「全天候型のバーベキュー施設」となるわけです。小屋はタープ、パーゴラ、ガゼボと違って天候に全く左右されない、プライバシーが完全に守られる、匂いや音が漏れにくいというメリットがあります。

反面、屋根と四方が壁で囲まれていますので、開放感に欠ける、周りの景色が見えずらい、匂いや音がこもるというデメリットもあります。小屋、タープ、パーゴラ、ガゼボいずれにしてもそれぞれのメリットはデメリットでもあるわけです。

●小屋キット。組み立ても簡単で切ったり塗装したり、棚やフック、配線を施したり、自分なりのカスタマイズができます。劣化に強い樹脂製なのでサビや腐食の心配はありません。価格も小屋キットの中では最も手頃だといえます。

●こちら、小屋は小屋でも地中海地方を連想させてくれるようなキットです。なんと、こう見えて樹脂製です。腐食の心配はありません。庭にこんな小屋があればお洒落ですね。

●パーゴラ付きのおしゃれなタイプもあります。バーベキューに、またちょっとした自分の趣味の空間としても素敵だと思います。

1-5 その他

●キャンプに行くのは面倒だけれど、お庭でキャンプ気分を味わいたい。そんなグランピング派にオススメの組み立て式ドーム型テントです。

2 まとめ

屋根のある庭でバーベキュー、いかがでしたか?屋根があれば天気の心配もなくバーベキューを楽しむことが出来ます。あと、プライバシーを守ることも出来ます。周りにマンションや高い建物があれば見下ろされる事もありますが、屋根があれば安心。また、バーベキューをしない時は庭でちょっとしたティータイムを楽しんだり、家族や仲間との団欒のスペースにしたり、あるいはガーデニング道具やバーベキュー道具の保管場所にしたりと利用範囲はいろいろと拡がりますよね。庭を有効活用しながらお洒落にドレスアップ、そしてバーベキューライフも楽しさがいちだんと広がります。皆さんのバーベキュースタイルと庭にぴったりと合った屋根が見つかればいいですね。