バーベキューで庭キャンプ!外から目隠しする8つの方法。


バーベキューをする時、大自然の中やキャンプ場、バーベキュー施設では人目を気にすることなく思いっ切りバーベキューを楽しむことが出来ますよね。でも自宅の庭でバーベキューをする時はどうしても人の視線が気になります。それは隣近所からであったり、高層マンションやビルからであったり、自宅の前を通り過ぎる人からの視線であったりいろいろだと思います。

自宅の庭でバーベキューをするわけですから、この問題はどうしても避けては通れない課題だと思います。周りからの視線が気になり、興味津々で見られているような感じがして、気まずさや恥ずかしさで気が散って庭キャンプを楽しむことが出来ない場合もあるかと思います。

大自然ではない「庭キャンプ」なので仕方ない事ですが、それでも少しでも周りからの視線を気にせずバーベキューを楽しむことが出来ないものでしょうか?ここでは庭でバーベキューをする時の目隠しの方法にはどんなものがあるのかを紹介したいと思います。

1 バーベキューで庭を目隠しする方法とは

住宅の密集地や周囲に高層マンション、ビルのような高い建物がある、庭の周りを囲んでる塀が低い、などいろいろな理由で視線にさらされてしまう場合があります。そんな視線から目隠しをする手段としてまず考えられるのはフェンスでしょう。その他には簡単な所ではタープ(天幕)も有効だと思います。またフェンスによく繁殖する「つる性植物」を絡めたりといろんな方法があります。

視線は常に正面からとは限りません。斜めから、後ろから、あるいは高い建物の上からもあります。自分の庭が周囲にたいしてどのような状況にあるのかで目隠しに使う手段は違ってきます。

1-1 持ち運び便利な目隠しアイテム:タープ

●庭キャンプだけでなく持ち運びも便利、風に強い構造で傾けて設置すれば片方からの視線を完全にシャットアウト、また雨や風を軽減できます。アウトドアなら車で乗り付けた場所をくつろげる空間にするカーサイドタープです。手軽な目隠しにお勧めです。

●サイドシートが2枚付いているので2方向からの視線をシャットアウト、サイドシートを斜めに張ればテント内の空間も広がり、風の抵抗をうまく流す事が出来ます。これも庭キャンプはもちろん、持ち運びも可能なのでアウトドアに大活躍してくれます。もちろん高い建物からの目隠しもオッケーです。

●設営わずか60秒!庭にワンタッチであっという間にタープが完成。4人用なので家族でゆったりバーベキューが出来ます。高い建物からの目隠しはもちろん、サイドシートが1枚付いているので片方からの視線も完全にシャットアウトできます。

●関連記事: 庭に屋根のあるお洒落なバーベキュー4選!

1-2 つるを絡ませておしゃれに目隠し:フェンス

●つる性植物を絡ませて天然の目隠しをするためのフェンスです。

●コストパフォーマンスは抜群!長さは余裕の20m!便利な片開きゲート付き。施工も支柱を打ち込みフェンスを引っ掛けるだけの超簡単。これに植物を絡ませればお洒落で涼しい天然の目隠しになって庭キャンプも安心。

●本格的フェンスがDIYで出来る。

●ホームセンターでよくみかけるラティス。木製なので樹脂製や金網、アルミ素材のシャープな感じとは違って、こちらは天然木が木の優しさを感じさせてくれます。

 

●ご自分で100%DIYに挑戦する!

1-3 庭キャンプも優雅なバーベキュー:パーゴラ

パーゴラとは、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ日陰棚(ひかげだな)の事です。日本では藤棚(ふじだな)が一般的ですが、もともとイタリアでぶどう棚をさした言葉です。植物をはわせることによって目隠し効果のみならず、ガーデニングの立体的な景観を楽しむお洒落なモニュメントにもなります。植物のトンネルに包まれた庭キャンプ、お洒落ですよね。

●パーゴラのDIYキットです。

●同じくパーゴラのDIYキット、植物を絡ませて天然の日陰と目隠しがお洒落にできあがります。

●こちらも参考になります: 庭に屋根のあるお洒落なバーベキュー4選!

1-4 まるで本物そっくり:グリーンカーテン

●ベランダに自然な植物のように見えるグリーンカーテン。取り付け簡単、枯れることも虫が寄ってくる心配もありません。


ちょっと寄り道:目隠しに適している植物たち

庭を目隠しするにはタープ(天幕)やネット、あるいはフェンスという方法がありますが、その他に自然の力を利用して目隠しをする方法に「植物」があります。特に「つる性植物」ならフェンスやパーゴラ、ガゼボなどにどんどん伸びていき天然の日陰を作ってくれます。目隠しは勿論、鮮やかな緑や綺麗な花を咲かせる事によって見る者の目を楽しませてくれますし、「さりげなく目隠し」の効果があります。

「つる性植物」は庭でバーベキューをする時の目隠しの方法として非常に有効だと思います。それでは目隠しに適している「つる性植物」には一体どんなものがあるのでしょうか?以下の記事はその種類、そして繁殖した時の画像も載っていますので、イメージがしやすいと思います。ぜひ参考にして下さい。

● 出典:園芸ネット 株式会社

● 出典:木村植物園

● 出典:半日陰で育つ【つる性の植物】ガーデニング草花 7選

1-5 お洒落な庭の離れ:ガゼボ(東屋)

ガゼボ(西洋風あずまや)とは庭園、公園、その他公共の広場などによくみられる眺望、休憩などの目的で設置される簡素な建屋のことです。ほとんどのガゼボは自立した建築物で、屋根があり、柱があるだけで外の空間に開けており、平面から見れば八角形のものが多いです。

●本格的なガゼボ(東屋)キット。大きな窓が付いて開放感があります。中に入ればぐるりとベンチが付いていて、大人10人がゆったり座れて庭キャンプが一段と楽しくなります。

●「つる性の植物を」絡ませればお洒落で優雅な目隠しになります。バーベキューのみならず読書やティータイム、団欒のスペースとして。

●こちらも参考になります: 庭に屋根のあるお洒落なバーベキュー4選!

1-6 天気を気にせず庭でバーベキュー:小屋

庭に小屋があればこれはもう、完全な「目隠しが出来るバーベキュー施設」となるわけです。おまけに小屋はタープ、パーゴラ、ガゼボと違って天候に全く左右されない、プライバシーが完全に守られる、匂いや音が漏れにくいというメリットがあります。反面、屋根と四方が壁で囲まれていますので、開放感に欠ける、周りの景色が見えずらい、匂いや音がこもるというデメリットもあります。小屋、タープ、パーゴラ、ガゼボいずれにしてもそれぞれのメリットはデメリットでもあるわけです。

●DIYできる本格的な小屋キットです。バーベキューやガーデニング道具の保管場所に、子供達やお父さんのちょっとした秘密基地に。

●こちらも参考になります: 庭に屋根のあるお洒落なバーベキュー4選!

1-7 日差しを取り入れた庭キャンプ:サンルーム

庭にウッドデッキがあればサンルームを作る事によって快適なバーベキュースペースができます。ただし、サンルームはガラス張りなのでそのままだと中が丸見えです。遮熱フィルムを張れば、光は取りつつ外からの視線はシャットアウトができるので十分な目隠し効果があります。

●サンルームはガラスパネルがクリアーをはじめ、遮熱と目隠し効果のあるエンボスタイプ、色付きなど選択可能。太陽光に強いポリカーボネイト製です。

●サンルームガラスがクリアーな場合は後付けでガラスフィルムを張る事で目隠しができます。色やデザインが多種多様にあるのでお好みのフィルムがきっと見つかります。

1-8 庭で目隠しバーベキュー:その他:単管DIY

DIYで費用を抑えて自分の好きなオリジナルの目隠しアイテムを作る方法として工事現場の足場「単管」を利用することは非常に有効です。単管同士を連結させる「ジョイント」はいろんな種類が揃ってますので、思い通りの組み立てが出来ます。既製品では不可能な自分の思い通りのフェンスやパーゴラ、ガゼボ、そして小屋さえも組み立て可能です。

単管の利用価値は無限大にあり、費用も安く加工も簡単、また工具も家庭にある基本的なもので組み立て可能。必要がなくなれば分解もできてまた再利用が可能。ただ唯一のデメリットは工事現場の足場ゆえの無骨な姿。でもそこは単管にグリーンカーテンを張ったりネットを付けて「つる性植物」を絡ませれば庭キャンプのお洒落な目隠しに変わります。

●単管での組み立てに必要な部材、各種ジョイントが分かりやすく解説されてます。初めての方も単管DIYについて理解しやすい納得のできる内容になってます。

●出典:  単管パイプDIY工作のお手伝い 単管DIYランド

●こちらは「単管DIYランド」の動画になっています。

2 まとめ

庭でバーベキューをする時の目隠しの方法いかがでしたか?目隠しの方法にはタープ、フェンス、パーゴラ、植物、サンルーム、ガラスフィルム、そして単管など色んな手段があり、本格的なキットも販売されていますので腕に自信のある人ならDIYに挑戦されて庭キャンプでも快適にバーベキューが楽しめる自分だけのオリジナルの目隠しアイテムを作ってはいかがでしょうか?