注意!庭でバーベキュー、おすすめのコンロは?

バーベキューには必ずコンロがつきものです。コンロには熱源を炭や薪に頼る場合とガスに頼る場合の2つがあります。また、そのスタイルは大きく分けるとコンパクトな「卓上型」と、四本足が付いてて「地面や床に直接立てるタイプ」、そしてキャンプファイヤーのように薪をくべてバーベキューを楽しむ「焚き火」スタイルの3つがあります。

いずれにせよ、網の上に肉を乗せ豪快に焼くバーベキューは、滴る脂に火が付きモクモクと煙が上がり、何とも言えない美味しい匂いが食欲をそそります。大自然の中で煙も匂いも気にする事なく肉や野菜を豪快に焼いては食べる、これがバーベキューの醍醐味といえます。

コンロもその人に合ったものを選べばいいと思います。しかし、「庭でバーベキューをする」となるとコンロ選びも慎重に考えなければなりません。なぜか?答えは「近隣への煙や匂いの配慮」です。庭でバーベキュー、おすすめのコンロとは一体どういうものなのでしょうか?

コンロ選びで気を付けるべきこと

バーベキューの煙と匂いは時と場合によってはトラブルの原因にもなります。「庭でバーベキューをする」コンロはこの「煙」と「匂い」を出来るだけ抑えるものでないといけないと思います。そしてコンロだけでなく、それを取り巻く機材や道具にも工夫が必要だと思います。

どんなコンロのスタイルがいいか?

庭でバーベキューをする時、おすすめのコンロは一体、どんな組み合わせのスタイルがいいか?注意すべき「熱源」と「煙」と「匂い」の三点について考えていきたいと思います。

注意その1 熱源: 炭を使うか?ガスを使うか?

熱源を「炭」にするか、または「ガス」にするかで大きく違ってきます。炭火には炭火の良さがあり、ガスにはガスの便利さがありますので、これは使う側の好みによるところだと思いますが、炭を使用するコンロを使う場合は「煙」と「匂い」という点で工夫をする必要があります。

注意その2 煙: 網を使うか?鉄板を使うか?

●網焼きは網目から肉汁などが滴り落ちてどうしても煙が出ます。庭でのバーベキューは、煙対策として有効なのはやはり鉄板を使う事です。

注意その3 匂い: 匂いを抑えるには?

●食材、メニュー

肉を網、もしくは鉄板で直接焼くのではなく、たとえば「煮込み料理」や「ホイル焼き」のメニューをたくさん取り入れる事によって匂いを抑える工夫をしましょう。また食材も肉に加えて野菜を多めに取り入れる工夫も大切です。

炭を使うコンロ、おすすめの組み合わせはー

「ハイブリッド備長炭+炭焼き式コンロ+鉄板+メニューと食材の工夫」がベスト!

おすすめ!炭

出来る限り「煙」と「匂い」が出ない炭を使う。炭の中でも備長炭は「火持ちが良い」「安定した火力」「煙や匂いが少ない」点で非常に優れた炭ですが、反面、火起こしの面で「なかなか火が付きにくい」「バッチッと爆ぜる」というデメリットがあります。つまり備長炭は初心者は扱いにくく、どちらかといえば熟練者向きの炭といえます。しかし最近はその備長炭のメリットをそのままに、初心者でも扱いやすい炭が出てますので庭でバーベキューをする時、炭焼き式のコンロを使って炭火にこだわりたい場合はこの炭がおすすめです。

 

おすすめ!炭焼き式コンロ(卓上式)

「煙」と「着火」というこれまでのバーベキューにつきものだった2つの障害を、見事に解消した炭火卓上コンロです。しかも食材の油などが炭に付着しない構造で、煙を劇的に低減。庭でバーベキューならおすすめのコンロです。

 

外国でのバーベキューシーンによく登場するあの、UFOみたいな蓋付きのコンロで有名なWeber。蓋を閉める事によって味を凝縮させ、さらにダイレクト調理法(直火調理)とインダイレクト調理法(間接火調理)という、2つの調理法の組み合わせでどんなものでもふっくらジューシーな仕上がりになります。日本でもこのWeberのコンロを使うファンは着実に増えてきています。


 

バーベキューをする人なら一度は耳にするコールマン 。コールマンなら安心!とにかく「困った時のコールマン」というほどその名は知られています。それだけ手頃で安心して使え、信頼があるという証でしょう。ホームセンターでも一番よくお目にかかると思います。まずはコールマンの卓上バーベキューコンロから始めるのもいいかと思います。

 

おすすめ!炭焼き式コンロ(脚式)

ステンレス製なのでサビに強い!また鉄板焼き、網焼きが同時に出来る構造になっています。鉄板と網が付属で付いているのですぐに使用できるのも助かります。もちろん網+網、鉄板+鉄板の組み合わせも可能。永く付き合うなら丈夫なステンレス製がおすすめです。



 

こちらはバーベキューのシーンに応じて脚の長さが70cmと30cmの2パターンに変えることができます。


 

こちらはハンドルを上げると網、鉄板が持ち上がって炭の補充が簡単にできる便利な機構が付いてます。

 

Weberが代表的な蓋付きロングタイプのコンロ。蓋付きなのでスモークも出来るタイプです。キャスター付きだから移動も楽々。(右の画像はWeber製ではありません)


 

ドラム缶バーベキューコンロ 。ドラム缶を半分に切ったコンロなので通常のバーべキューコンロの約3倍の大きさ!大人数でのバーベキューに大活躍のおすすめの一品です。こちらは本体と網、脚だけ(最少限)のAセットですが、焼き網、鉄板、皿置き板、木炭等、付属品の組み合わせによってA~Fセットまでパターンがあります。庭でのバーベキューなら移動はほとんどありませんので、この存在感はデカいです。

 

おすすめ!炭焼き式コンロ(キャンプファイヤータイプ)

ここにあげた焚き火台はどれも扱いやすく、収納時は折り畳んでコンパクトになり、メーカーによって機能もさまざまな工夫がなされています。どれも甲乙つけがたい優れモノです。ただ、コンロの中では一番ワイルド感のある焚き火台だけに煙の問題は一番のネックになると思います。庭でのバーベキューだと使い方に注意が必要です。

 

コールマンの焚き火台、ステンレスファイヤープレイスIII。ガッチリした井げた式ボディ構造で空気の流れを作り、燃焼効率が良い。折りたたんでコンパクトに収納もできる優れモノです。

 

同じくコールマンの焚き火台、ファイアディスク。ただ脚を開くだけの3秒設営、ただ脚を畳むだけの簡単撤収、焚き火台の中では最も簡単最速の扱いやすさを誇ります。

 

スノーピーク焚火台 M ST-033R。こちらもコールマンファイアディスクに勝るとも劣らないコンパクトな開閉機能を持っている。折りたたんだら「せんべい」の様にペッタンコになるので収納場所を選びません。サイズはMとLの2種類があります。

 

ロゴス 焚火台ピラミッドTAKIBI M。サイズはMとLの2種類があります。耐荷重性能にすぐれたゴトクを標準装備しているので、ダッチオーブンも直置き可能。また串焼きプレートを標準装備。丸串と平串の両タイプに対応するので、魚の串焼きなどが楽しめます。簡単組立て約10秒、撤収も同様です。

 

焚火台のLサイズ程度の広さ(4~5人での使用に十分な大きさ)を確保しながら、折り畳めばスノーピークST-033R同様に「せんべい」の様にペッタンコになるステンレス製焚火台、こちらもおすすめです!

 

2.7㎏と軽量で、しかも2~3人用とコンパクトでありながら、なんと耐荷重は20㎏を誇る頑丈な構造は使っていて安心。DABADAのバーベキューコンロ。

 

おすすめ!鉄板

いろんなサイズが豊富に揃っているので、みなさんが使う炭焼き式のコンロサイズにほぼ合わせる事が出来ると思います。また、メーカーにぴったり合うように作られた鉄板もあります。鉄板なら網目からの肉汁の滴りを防ぐ事が出来ますので庭でのバーべキューにはこのような鉄板がおすすめです。

いろんなサイズの鉄板がありますので、使っているほとんどのコンロのサイズにぴったりのプレートが見つかると思います。


 

スノーピーク 焚き火台のサイズに合わせた鉄板があります。


 

ロゴス LOGOS バーベキューコンロのサイズに合わせた鉄板があります。


 

円形コンロには円形の鉄板を!


 

コールマン バーベキューコンロのサイズに合わせた鉄板があります。

 

ロータスグリル 卓上コンロのサイズに合わせた鉄板があります。

 

DABADAのバーベキューコンロのサイズに合わせた鉄板があります。

 

おすすめ!食材、メニュー

バーベキュー=焼肉だけではありません。大自然の中でなら匂いや煙を気にする事なく焼肉が楽しめるでしょう。しかし庭でのバーベキューとなればメニューも工夫が必要だと思います。

コンロでは炭火からガスの使用、網から鉄板の使用、そしてメニューは焼肉にこだわらず、鍋やフライパンを使ったメニュー、たとえばカレー、シチュー、スープ、焼きそば、ホイル焼き、肉は極力フランクフルトやソーセージ(肉汁は出ます。)を使う工夫をするのもいいかとおもいます。

煙や匂いはそのほとんどが肉を直接焼く事に起因します。確かにちょっと物足りなさがあるかも知れません。しかし庭でバーベキューをする以上は近隣の方々にも「我慢」という協力をしてもらうわけですから、こちらも何かを「我慢」する「お互いさまの思いやり」が必要です。

煙対策としておススメのメニューを一部抜粋して紹介してみたいと思います。詳しくはバックナンバーをリンクしてますので、そちらを参考にしてみて下さい。

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ガスを使うコンロ、おすすめの組み合わせはー

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おすすめ!ガス式コンロ(卓上)及び(脚式)

コレは凄いです!驚くほどに煙が出ません!一番のおすすめのコンロです。

 

昭和のパーマ屋さんを想い起させるユニークなスタイル。熱源が上部にあり、セラミックバーナーの採用で遠赤効果を発揮、上部熱源のため素材から出た脂が落ちて煙になる心配がありません。

 

2本のカセットガスを水平方向に平置き装着することで2コンロ式でもスリムなスタイルを実現。底がフラットなので、テーブルの上で使用することができます。実績と信頼ではイワタニのコンロはおすすめです。

 

ガス直火でなく、溶岩石(ラバロック)を焼網の下に敷くので、肉はガス臭くなく、炭火と同じように遠赤外線で食材がおいしく焼けます。溶岩石は水洗いすれば、繰り返して何回でも使えるのでコストパフォーマンスにも優れている。お洒落な造りで使う楽しさもあります。(画像右は都市ガス対応タイプ)

 

卓上式でコンパクトながら、こちらも煙が出にくいセラミックバーナーを採用、「遠赤外線方式」で食材を中からふっくら焼きあげる本格派。移動も楽々、手軽さを重視するならこのタイプがおすすめですね。

 

こちらのコンパクト卓上式コンロも、直火ではなく反射板を使って食材をふっくら焼きあげるタイプ。価格も手頃で機能は十分です。

 

コールマンの2バーナー式ガスコンロ。コールマンらしくバーベキュー心をくすぐるとても使い勝手のよい付属品がセットされてすぐに使えます。

おすすめ!鉄板

イワタニのフラットツイングリルのサイズに合わせた鉄板があります。

 

イワタニの炙家のサイズに合わせた鉄板があります。

 

コールマン2バーナーストーブⅡのサイズに合わせた鉄板があります。

 

それ以外でもいろんなサイズの鉄板がありますので、使っているほとんどのコンロのサイズにぴったりのプレートが見つかると思います。

おすすめ!食材、メニュー

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他に気を付けるべきこと

「煙」と「匂い」対策にはどうしても限界があります。コンロのみならず、以下の間接的な工夫をする事によって限界の部分を出来る限りカバーしましょう。

●あいさつ回り

「気は心」といいます。バーベキューをする時は、事前にご近所さんに一言ご挨拶をするだけで我慢のストレスがかなり軽減されると思います。挨拶はお互いの「心の壁」を低くしてくれる、おまじないみたいな効果のあるものです。挨拶の効果は大きいです。

●時間

朝早くから、または夜遅くまでバーベキューをするのはマナー違反です。昼前~19:00の時間帯の中で、バーベキューは2時間程度で終わりにするのがちょうど良いかと思います。

●騒音

大音量で音楽を流したり、大声で話したり、はしゃいだり、バーベキューをしてる時はついつい楽くて、周りに気配りが出来てない事もあります。音量は直接的なストレスに繋がります。気を付けて下さい。

その他のお勧めグッズ

ダッチオーブン

煮込み料理や食材にじっくりと火を通す料理、またオーブン料理など、「焼く」「煮る」「蒸す」など、何でもこなせるダッチオーブン。庭でバーベキューならダッチオーブンを使った料理がおすすめです。

 

煉瓦キット

庭に十分なスペースがあれば、レンガで組み立てる自作コンロキットで自分だけのコンロを作るのも面白いかもしれません。自宅の庭に(バーベキュー専用の)囲炉裏が有ったらお洒落ですね。

 

流しそうめんキット

庭で楽しむのはバーベキューだけじゃありません。流しそうめんも楽しいです。煙も匂いもしません。

 

火起こし器

炭の火起こしが苦手な方の必需品!これ一台で火起こしは勿論、火消しツボとしても使えます。

 

火消しツボ

 

その他

焚き火台を使用するならこの三脚があれば「焚き火料理」が楽しめます。料理以外でもアイデア次第でいろんな使い方が出来ます。

結論

私の経験上、庭でのバーベキュー、おすすめのコンロは・・・

●炭を使うコンロなら

「炭焼き式コンロ+ハイブリッド備長炭+鉄板焼き+メニューと食材の工夫」がベスト!

●ガスを使うコンロなら

「ガス式コンロ+鉄板焼き+メニューと食材の工夫」がベスト!

という事になります。ただし、これはあくまでも密集した住宅街や庭でのバーベキューを想定した組み合わせですので、十分な広さが確保された土地や庭、または近隣との距離がある場合などで多少違ってくると思います。みなさんの状況に応じて組み合わせは参考にして頂ければよいかと思います。